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■ASIA ChinAa 1998/6/17

中国旅行記 香港・広州 3

ランチはVicent TsangとTsang Fai工場長と近くのレストランへ。広東料理をご馳走になる。ここではお茶はずっとジャスミン茶。豚・がちょう・あひるなどの肉の盛り合わせ、蒸し魚(銀鱈)、酢豚、カリフラワーをにんにくに浸けて炒めたもの、野菜ときのこと厚揚げの煮物、レモングラスの入ったタイ風スープ等が出る。味付けの工夫が上手でなるほどなあと思う。おいしい。中国で食べる肉は何故かいつも臭みがあり、肉自体にくせがあり、慣れが必要。僕がスープとご飯を平らげ、片付いたと思っていると、ふとよそ見をして器を見ると必ずまた一杯になっており、習慣で平らげるとまたいつのまにか注がれているということが何度か繰り返され、いい加減嫌になり、残す。中国では客が皿を空にしてるのにほっておくと礼儀に反するので、客が残すまで何度でも注ぐのが礼儀と聞いた事があった事を思い出し納得する。ランチの前後に20分ほどのスコールがある。

19:00前に工場を出て香港へ。7:00というのにまだ明るく、工場の近くのいろんな店が並ぶ比較的大きな通りに仕事を終えた人々が溢れ出し夕涼みしており、どこかほっとする雰囲気。どこでも同じだなあと思う。40分後くらいにシンチェン駅に到着。行きと同様、長い時間の通関チェックを受ける。鉄道に乗り九龍塘(Kowloon Tong)で地下鉄に乗り換え、9:30頃にホテルの最寄り駅 TSIM SHA TSUIへ。Vincent Tsang と駅の近くの湖州料理の店で夕食。湖州は広東省の東にありフカヒレやツバメの巣の料理が有名らしい。結構この湖州料理の店はたくさんある。10:00前というのに店内はいっぱいでみんな陽気にわいわいと非常に賑やか。店員の要領がすごく良く、片づけと準備が目にも留まらぬ速さですすんでいく。食前と食後にはみんな熱いウーロン茶を飲む。豚肉を薄く切って揚げたもの、牛肉のミンチ団子、豚肉とトマトなどの野菜を煮たもの、野菜ときのこの煮物等。香港のビールでメジャーなのはサンミゲルというビール。渋味があり少し重たく玄人好みという感じの味。Vincent TsangもTsang Faiもあまりアルコールは飲まない。

11:00頃ホテルへ。

記者紹介

村上篤矢
Atsuya Murakami

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